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職場におけるハラスメントに関する職員アンケート調査(令和6年度)　結果概要について

発表日：令和7年5月29日
総務部総務課

I.アンケート調査の概要

1.趣旨

　千葉県では、職員が安心して働けるよう、パワハラ、セクハラ、マタハラ等（妊娠・出産・育児・介護に関するハラスメント）の防止に取り組んでいるところであり、職員の意識向上や、防止対策を進める上での参考とする。

2.調査対象

約10,000名

　知事部局・議会事務局・選挙管理委員会・監査委員事務局・人事委員会事務局・労働委員会事務局・収用委員会事務局の職員（臨時的任用職員や会計年度任用職員等を含む）

3.回答者数

8,269名

4.調査期間

令和6年12月25日（水曜日）から令和7年3月14日（金曜日）

5.実施方法

庁内アンケートシステム又はちば電子申請サービス（匿名回答）

6.備　考

　本アンケートは、回答者の認識等について記入したものです。

　ハラスメントの認定に当たっては、被害を受けたとされる方の意見だけでなく、行為者とされる方への確認や、当該ハラスメントに関する客観的な事実やその状況等を複合的に考慮する必要があるため、回答の全てがハラスメントと断定するものではありません。

II.調査結果の概要

回答者が受けたと感じたハラスメントに関すること

(1)過去3年間、職場においてパワハラ、セクハラ、マタハラ等のいずれかのハラスメントを受けたと感じたことがあると回答した職員

1,793名（21.7%）※1

（ハラスメント別）

項目	回答者数	割合
パワハラ	1,599名	19.3%(※1)
セクハラ	328名	4.0%(※1)
マタハラ等	114名	9.5%(※2)

※1「パワハラ、セクハラ、マタハラ等のいずれかのハラスメント」「パワハラ」「セクハラ」については、アンケート回答者数8,269名を母数として割合を記載。

※2「マタハラ等」については、「過去3年間、千葉県職員である時に、妊娠、出産、不妊治療、育児又は介護をした経験がある」と回答した職員数（1,204名）を母数として割合を記載。

 

(2)受けたと感じたハラスメントについて、その行為をした人は誰か。（あてはまるもの全てを選択）

※(1)でハラスメントを受けたと回答した職員数(パワハラ1,599名、セクハラ328名、マタハラ等114名)を母数として割合を記載。

項目	パワハラ	セクハラ	マタハラ等
職場の上司	1,197名（74.9%）	174名（53.0%）	80名（70.2%）
職場の同僚	413名（25.8%）	129名（39.3%）	37名（32.5%）
職場の部下	133名  （8.3%）	16名  （4.9%）	3名  （2.6%）
他部署の職員	143名  （8.9%）	47名（14.3%）	6名  （5.3%）
その他※	39名  （2.4%）	27名  （8.2%）	2名  （1.8%）

※「その他」（属性を自由記述）の内訳

• パワハラ：上記分類が困難な県職員10名、それ以外29名（国職員・市職員、議員、県民等）
• セクハラ：上記分類が困難な県職員3名、それ以外24名（国職員・市職員、議員、県民等）
• マタハラ等：上記分類が困難な県職員2名

(3)受けたと感じたパワハラは以下の6つのタイプのどれに該当するか。（あてはまるもの全てを選択）

※(1)でパワハラを受けたと感じたと回答した職員数（1,599名）を母数として割合を記載。

項目	回答者数	割合
身体的な攻撃	43名	2.7%
精神的な攻撃	1,158名	72.4%
人間関係からの切り離し	384名	24.0%
過大な要求	605名	37.8%
過少な要求	138名	8.6%
個の侵害	216名	13.5%

 

(4)受けたと感じたセクハラは以下の2つのタイプのどれに該当するか。（あてはまるもの全てを選択）

※(1)でセクハラを受けたと感じたと回答した職員数（328名）を母数として割合を記載。

項目	回答者数	割合
性的な言動への対応を原因として勤務条件(任用や給与等の取扱い)について 不利益を受けた。（対価型セクハラ）	11名	3.4%
性的な言動により職場環境が害され、業務の遂行に支障が出た。 （環境型セクハラ）	286名	87.2%

 

(5)受けたと感じたマタハラ等は以下のどれに該当するか。（あてはまるもの全てを選択）

※(1)でマタハラ等を受けたと感じたと回答した職員数（114名）を母数として割合を記載。

項目	回答者数	割合
制度の利用を阻害する言動	66名	57.9%
制度を利用したことによる嫌がらせ	34名	29.8%
不利益な取扱いの示唆	21名	18.4%

 

回答者が見かけたハラスメントに関すること

(6)過去3年間、職場においてパワハラ、セクハラ、マタハラ等のいずれのハラスメントと思われる行為を見かけたことがあると回答した職員

※アンケート回答者数8,269名を母数として割合を記載。

1,933名（23.4%）

（ハラスメント別）

項目	回答者数	割合
パワハラ	1,808名	21.9%
セクハラ	226名	2.7%
マタハラ等	139名	1.7%

 

(7)見かけたパワハラと思われる行為はどのような行為か。（あてはまるもの全てを選択）

※(6)でパワハラと思われる行為を見かけたと回答した職員数（1,808名）を母数として割合を記載。

項目	回答者数	割合
身体的な攻撃	67名	3.7%
精神的な攻撃	1,508名	83.4%
人間関係からの切り離し	431名	23.8%
過大な要求	581名	32.1%
過少な要求	179名	9.9%
個の侵害	246名	13.6%

 

(8)見かけたセクハラと思われる行為はどのような行為か。（あてはまるもの全てを選択）

※(6)でセクハラと思われる行為を見かけたと回答した職員数（226名）を母数として割合を記載。

項目	回答者数	割合
性的な言動への対応を原因として勤務条件(任用や給与等の取扱い)について 不利益を受けた。（対価型セクハラ）	30名	13.3%
性的な言動により職場環境が害され、業務の遂行に支障が出た。 （環境型セクハラ）	196名	86.7%

 

(9)見かけたマタハラ等と思われる行為はどのような行為か。（あてはまるもの全てを選択）

※(6)でマタハラ等と思われる行為を見かけたと回答した職員数（139名）を母数として割合を記載。

項目	回答者数	割合
制度の利用を阻害する言動	108名	77.7%
制度を利用したことによる嫌がらせ	38名	27.3%
不利益な取扱いの示唆	30名	21.6%

 

 

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